今年はどんな出会いがあることでしょう?・・・・ご縁をたいせつに。

 【3】「きもののはなし」

<<第20回 「袖」すりあうも多生の縁。 >>

「おそで」の持つ意味、これを書いて今年はスタートしましょう。・・・それは 「男性のハートをとらえる!」事。

きものを着る時には「おそで」の扱いにちょっとした注意が必要です。
テーブルの上にある物を取るときなど、乱雑なしぐさでは、 うっかり物を倒したり、汚れたり、トラブルの原因になってしまいます。 ゆっくり、上品に動作しましょう。そして、手を伸ばすときは、 逆の手でたもとを押さえることが重要。。

なんて、メンドクサイ!きものの「お袖」は邪魔な存在に思えますか?
その訳・歴史をひもとくと、とっても必要な?存在になるのです。 ・・・大昔、飛鳥時代の女の人は、 「ひれ」といって、今でいうシルクのロングストールのような布を腰から 垂らしていました。この「ひれ」は自分の感情をあらわす小道具や 女の子らしいエレガンスさを見せる演出に、上手に使っていたんです。 たとえば、男性を近くへ呼ぶ合図にしたり、恥ずかしいときに顔をかくしたり、 笑うときにさりげなーく、口もとにあてたり。。
これが、平安時代の12ひとえで大きな袖になり、江戸時代に今のような 長い袖になってきたのです。
使い方はずーっと同じ。

ふり袖はその名の通り「袖を振って」男性を誘うのです。 ですから、未婚女性の着る物なんですね。ちなみに、結婚後はおそではちょん切って、 (袖をつめる)から、留め袖というのです。 さて、お袖の長さもイロイロあるのですが、いまでは標準(49センチ)と 振袖用(約115センチ)の2種類しかご存じないかも知れません。 昭和の初期までは普段からお嬢様はふりそでを着ていました。 黄八丈、大島つむぎなどのふりそでもあったようです。 そして、ワザと長め・短めを分けて使いこなしていました。 日本独自のしぐさ、ボディランゲージ。知的な異性のさそいかたですよね!

(こんなふうに、誘われてみたいものです。)

糸美屋TOPへ

コラムTOP に

ふりそで総合ページに