【2】「世間はきものを待っている!」

<<第六回 きもののTPOの基礎知識 >>

どんな時にどんな着物をきるの?・・・ 基礎知識と「いとみや」的意見を書いています。 ちなみに、フォーマルな装いの基本は多くの本に詳しく書かれていますから 本屋さんで五分ほど立ち読みすると良いですね。簡単に一覧にすると下のようになります。
黒留袖 親族の結婚式・披露宴 仲人 (第一礼装です。)
振袖 未婚女性の第一礼装。 成人式・結婚式 式典全般に◎。
色留袖 未婚既婚を問わず着れる格式ある着物。母、仲人以外の親族、 恩師、上司といった来賓、古い友人といった立場で。
訪問着
(付下げ)
準礼装で最も幅広く着用できます。(紋の有無、柄ゆき等)
友人・いとこの結婚式(紋付は◎) 式典的な同窓会 
色無地 江戸小紋 迷った時に・・・オンオフ兼用の定番です。お茶会 入卒業式
フォーマルでは親族は▲、その他の列席者でどうぞ。
小紋 普段着○から、小旅行○ パーティ△ 観劇など。フォーマルの場合は盛装らしいもので。 (絵羽小紋・付下小紋なら◎)
つむぎ  カジュアル・高趣味な装いの場ではナンバーワン。 絵羽の訪問着などオンを意識した物も人気です。

●現代フォーマル、盛装は・・・
教会式でも着物で問題ありません。きものは「礼を尽くす」意味合いが 深いのですから、世間の「着物を見る目」を信じましょう。
(土地柄や、初対面の方への配慮を忘れなければ)
形式に応じて盛装もいろいろと楽しめるものです。
例えば、レストランウェディング・ガーデンパーティに招待される時など、 付下げや(染めの)小紋もオススメしたいと思います。 また、紬であっても(絵羽調の訪問着で)品格のあるものがあります。 現代にマッチしたステキな着こなしで喜ばれると思いますよ。
振袖・・・未婚に限り、30歳を過ぎると抵抗がある、という感じですが、 子持ちの成人式でも「いとみや」的にはOKです。結婚式も友人の一人ぐらいは 振袖姿があるとうれしいものです。実際、華やぎと新婦への配慮の意味から 30台の振袖もアリではないでしょうか。
時期によって変わるきもの。

(あわせ)
裏地・八掛付で10月〜5月の物。  
ウールは単衣ですが、袷と同じように着ます。
単衣
(ひとえ)
裏地をつけない着物。時期は6月と9月です。 きる時期が短いので、ある意味、贅沢な着物かも知れません。 「紗合わせ」もこの時期のきものです。
真夏
(7・8月)
絽・紗と呼ばれる織り方のきものになります。 「羅」織りの帯や「サマーウール」、麻素材の「上布」といった趣味的な物もあります。

●季節、気候によってえらぶ装い・・・
今の結婚式は一年中「袷」の留め袖、訪問着、振袖を きても一般的にOKですが、喪服になるとやっぱり真夏は夏物を着ないと変ですね。
(冷暖房が利かない、外で使いますから。)
また、「おけいこ事」でもしっかり決め事を守った方が良いでしょう。
ただし、微妙な時期で、例えば特に暑い日の6月などは 季節の先取りと行った意味で夏物が許されることもしばしばあります。
さらに、デザイン柄ゆきの花鳥風月も季節に合わせて楽しむポイントです。
いとみや的
独断と偏見です
木綿つむぎ つむぎ
訪問着
フォーマル
小紋
カジュアル
小紋
江戸
小紋
街で買い物
デパートへ行く
飲み会へ
お花見・月見
美術館・博物館
旅行
ホテルで
ディナーをする
同窓会に出席
パーティ ○△
きもの屋へ
冷やかしに
オフ会に行く

●カジュアルなシーンの装い・・・
表を作ったあと気が付きましたが、×がないですね。(^^;)基本的に自由です。
小紋、紬、色無地+さまざまな素材で楽しく選択しましょう。 着物は洋服と違い、柄(季節感)、素材感(テキスタイル)で着て楽しめるものです。

素材:正絹・ウール・合繊(ポリエステル)・麻・木綿
織り方(風合い):綸子・ちりめん・羽二重・絽・紗
塩瀬・紋意匠・絣・お召し・銘仙・絞り・真綿

フォーマル・カジュアル、自信を持ってきものを着ていただきたいですね。 (実際には自信のある人は少ない?・・・度胸や開き直りだったりですね。。。)

他コラムも参考に・・・・「コーディネイトの基礎講座」「セオリーについて」

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